ケヅメリクガメの温浴について

本やインターネットでケヅメリクガメの温浴をさせる…という記事をよく見かけます。
しかし、自然界で温浴と同じような環境はありえません。その状況を考えると、今までのリクガメパークの経験から得た飼育の考え方としては、温浴の必要はないと考えています。
ただ温浴をするメリットは下記のようなことがあると考えています。

温浴をするメリット

  1. 個体差はあるが、温浴時に水を飲むことで水分補給を行う個体もいます。(食事で水分を取っていれば問題はないです)
  2. 温浴により排泄物をする習慣ができ、ゲージ内を清潔に保てます
ケヅメリクガメで一番多い病気が尿路結石です。

尿路結石にはさまざまな原因があると考えられてますが、その一つに水分不足があります。
この点は注意すべきですので[1]の水分補給の意味から温浴には意味があると言えるかもしれません。

ただ、ケヅメリクガメの成長は早く、生後3年頃で20キロを超え、温浴が実質不可能なサイズになります。
生後間もない時期や輸送等により体温が冷えていると考えられる場合は温浴をした方が良いでしょう。
温浴をさせる場合40度程度のお湯に浸からせて温浴をさせてあげます。
温浴をした場合、急激に体温が下がらないようにできるだけ室温の高い場所で行い、必ず水分を拭き取って下さい。

いろいろな意見はあると思いますが、リクガメパークではできるだけ自然環境に近い状態で飼育することが強い個体になると考えてます。