ケヅメリクガメの飼育について

ケヅメリクガメを飼うにあたり知ってほしいこと

ケヅメリクガメは、アフリカ大陸に住む、ガラパゴスゾウガメ、アルダブラゾウガメについで世界で3番目に大きくなる種です。背甲長80cm以上、体重60kgを超えるほど大型化する場合があります。
よく動きよく食べる姿は愛嬌があり癒さるため、ペットとして人気がありますが、買った頃には小さな水槽で飼えたものが、成長につれ、小屋を別に立てたりする必要があります。冬の寒さには弱いので、冬の季節には、暖房設備を常時動かしておく必要があります。わずか数年で30cmを超えるほど大きくなり、寿命も30年程度と非常に長いです。飼育を決断される際には必ず、長期的に「どこで・誰が・どのように」飼っていくのかをご検討ください。

食事については、キュウリ・レタス・キャベツ・白菜・トマトなど野菜ならなんでも食べますが、ホウレンソウは、シュウ酸が多く含まれるため良くないとされています。水分を取らせたい場合には、レタスなどの水分の多いものを与えるとよいでしょう。
人工飼料は、その他野菜中心の食事とバランスよく上げることで不足しがちなビタミンを補うことができますので一概にダメということはないと思います。大型になると食欲もかなりのものですので、キャベツなら軽く一玉、キュウリなら5本ぐらいは軽く食べます。これらを毎日用意する費用は結構なものになります。
体は丈夫な方で、飼育スペースをしっかり確保できれば比較的飼いやすい種別です。飼育スペースには、体を落ち着かせるためのシェルターや、掘り返せる土スペースを必ず用意して精神的な安心感を保てるスペースづくりを行ってください。比較的高温を好み、乾燥した環境を準備することが必要ですのでそれなりの設備が必要です。
室内で買う場合には、排泄物の処理と強大なパワーによる壁の破壊などが問題です。大きくなれば、6畳ほどのスペースは必要になってきますので、余程のことが無い限り室内で飼うことは難しいと言えるでしょう。

ケヅメリクガメの赤ちゃんの飼育方法

誕生
ピンポン玉のサイズの卵から、自分の力で出てきたケヅメリクガメの赤ちゃんは、お腹に黄身のようなものがくっついて生まれてきます。人間で言うとへその緒のような感じです。おそらく、栄養分のある液体だと思います。お腹の下にあるのでつっかえて歩きにくそうですが、少しずつしぼんで行きます。それがあるうちは、あまり動きませんし、餌もあまり食べません。その後、食事を口の近くまで持って行くとパクパクと食べるようになります。食事は、リクガメフードやチンゲンサイや小松菜などの葉っぱなどを食べます。
朝は少し寝ぼけ状態ですが、床や餌場を掃除したりしていると動き出します。餌をあげると、むっくりと起きだして食べ始めます。量的にはそれほど食べませんが、多めにあげておいてどれぐらい食べるか様子を見ながら調整していきます。
リクガメパークでは、自社繁殖のため卵の状態から管理しております。生まれてからのすべての状態を注意深く見ております。十分な食欲や力強い動きを確認してから販売を行っております。なお、この時期の子亀の発送は行わない場合がございます。
排泄
それほど臭いがない緑の排泄物をところかまわずにしていきます。その排泄物を自分で踏んだり、お腹でこすったりするので排泄物まみれになります。定期的に温浴させてきれいにしてあげるか、軽い場合には濡れたガーゼなどで拭いてやります。飼育ケージの床は汚れるので掃除しやすい環境を作り、毎日清掃を行います。
温度・太陽光
ちょこちょこと活発に動きとても可愛いケヅメリクガメの赤ちゃんですが、頻繁に手に取ったり部屋へ放したりせず飼育ケージ内で育てるようにしてください。また、保温球などを使い、飼育ケージの温度を28~30℃に保つようにしましょう。日光浴も大切で、紫外線により甲羅の正常な形成を行います。室内で飼う場合には、日光浴が不足しがちなので、紫外線ライトと併用します。ただし、なるべく自然光に当てるようにします。新しい環境に馴染むまでは極力静かな環境で育ててあげてください。
健康チェック
糞の状態をまず確認し、明らかにゆるい糞がある場合には注意します。また、食欲がない場合などが続く場合には獣医さんに連れていきます。